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本当につまらない邦画10選

 

 


今から書く十の映画は、本当につまらない映画だ。「愛すべき駄作」ではなく、本当につまらない映画だ。

よく「つまらない映画」などといったネガティブな記事ではなく、「面白い映画」や「観たくなるような映画」を紹介すればいいのに、と仰る方がいるが、それならば弊社ではなく、他社メディアをご参考にしていただければ幸いである。

弊社OMOTE TO URAはその名前の通り「表と裏」である。つまりは、顧客やウェブサイトに訪れてくださる方に向けて「裏」までしっかりとお伝えしていくというコンセプトを根本に抱えている。そのために、こういった記事を公開することとしている。

 

怒りっぽい方はブラウザバックをよろしくお願いします。

 

第二弾が2019年12月8日に公開されました。是非チェックをしてみてください。リンクはこちら

 

 

 

①そして父になる
是枝裕和監督


「いいでしょ?」「いい映画でしょ?」「いい雰囲気でしょ?」と是枝裕和がアピールしてくる映画であり、退屈極まりないといった印象。

ひたすらペラい。是も非もひたすらペラい。ペラッペラにペラい。たかが一本の映画を観て「考えさせられました」で終わる映画にいいものなどない。作り手も受け手も「考えさせられました」で済ませればいいと思っている。「考えさせる」映画が作りたいのなら、論文でも発表したほうがいい。「この良さが分からないなんて不幸ね」と言われたとしても、不幸のままで結構。

 

 

②打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
岩井俊二監督


CSのアニメで流せばいい、だらだらしたつまらない作品。菅田将暉、広瀬すず、米津玄師がそろえば、大抵の若者は狂乱必至。そのことが分かった上で、この陳腐さ、浅はかさ、くだらなさ。

なんの思慮深さも奥深さも感じられない主題歌と、ウケ路線を狙った戦略に吐き気がする。

 

 

③恋空
河野伸監督


ただただ、不愉快。このような映画が増えていくことで、安易な戦略と日本映画の退廃に拍車がかかること必至。

大衆迎合作品はあってもいいし、それが凡そメインストリームとなり、中心のエンターテイメントになっていくが、この作品が示唆するエンターテイメントがメインストリームになったら、日本映画は終わりだ。

 

 

④ラプラスの魔女
三池崇史監督


期待値は高かった。東野圭吾原作、三池崇史監督だからである。

しかし今作は2018年の圧倒的ワーストにしたい。主演を務めたあの事務所の方もなんだかうまくないし、ぶくぶくだし、福士蒼汰は緊迫したシーンで語り始めるし、なにこれ?真剣なシーンでクスクス笑いが起きる。観ているこちらが顔を覆いたくなるよいうな恥ずかしいシーンの連続で、なにがしたいのか分からない。

脚本的な欠陥、リアリティの悍ましい欠如、映像のナンセンスさ。三池監督終了の合図か?

 

 

⑤Stand by me ドラえもん
山崎貴、八木竜一監督


「はい、みんな、ここで泣くんだよぉ~」と指導されているだけの映画。私はドラえもんが大好きだ。しかしドラえもんの発明的なフォーマットを蔑ろにし、始終泣くことを強要されるこの映画は嫌いだ。これはドラえもん好きなら、あまり好きではないのではないだろうか?

「どうよ?この感動?」という具合に押し付けられて、ちょうど24時間テレビのようなものだ。山崎監督の既存作品にも通ずる驚愕的な浅はかさや、底を知らない根本的人格が顕著に顕れている。

 

 

⑥一週間フレンズ。
井上正典監督


なにこれ。まさにゴミのような映画、ここに極まれり。このような映画が半ば量産的に生産され、そしてこれらを尊び、高評価する連中はまったく信用できない。

「”好き”を重ねていく2人の、今世紀いちばん泣ける純愛ストーリー。」というキャッチコピーに象徴されるように、制作陣は何も考えずに作っている。表現としてそもそも成立していないのではないか。こういう類の作品の制作費は、どこかに募金したほうが余程世の為人の為だ。

 

 

⑦しんぼる
松本人志監督


松本人志、大好き。ドキュメンタル、大好き。水曜日のダウンタウン、大好き。ゴッツからガキ、大好き。松本人志の真髄はコント。しかし松本人志は、今、周りに人が多すぎなのではないか?「はい」と言う人が多すぎなのではないか?「孤独」だった時代へ戻ってほしい。

まさに「裸の王様」で、彼の周りにはあまりにも忠実に従う人が多すぎる。これは映画というエンターテイメントの問題である前に、芸人・松本人志そのものの問題で、「しんぼる」以降の松本作品を観ても、芸人・松本人志は死にかかっているとしか思えない。Twitterで良い感じのことをつぶやいて、いいね!を貰って満足し、ワイドナショーで時事問題を語り、筋骨隆々の今の松本を、「遺書時代の松本人志」は何と言うだろうか。

 

 

⑧不能犯
白石晃士監督


つまらない、の代表。スケールが小さすぎてリアリティが皆無。本当に酷い映画を観た。「人間の業の深さ」「心の闇」などは一切表現されていない。最初から最後まで、ずっとつまらない稀有な作品。

 

 

⑨エイプリルフールズ
石川淳一監督


ドラマ、リーガル・ハイを手掛けた古沢良太が脚本を務めた今作。楽しみにしていただけにショック極まりない。伏線回収のミステリには秀逸なものもある。例えば「アヒルと鴨のコインロッカー」や「カラスの親指」などがそれにあたる。

しかしこの映画は「ほら、どうよ、すごくね?」と語り掛けてきて、「実はこの人はこんな人でした!!」としたり顔で言ってくるものの、「で?」で終わる。カタルシスも皆無、結末から冒頭を辿ったような映画で、全てが後出しじゃんけんのようだ。映画を観る人を舐め腐っているとしか思えない。

この映画の語れるポイントは、ただキャストが豪華、という一点のみだ。

 

 

⑩HiGH & LOW
久保茂昭監督


キャスト、演出、脚本、監督、カメラ、音声、大/小道具、全てが陳腐。なにこれ?10000円貰っても、観に行きたくない。

そもそも今作は「映画」ではないし、長めのPVだとしてもあまりにお粗末。これらに憧憬を抱く、ファッションセンスも皆無の若者たちは群れ、そして淘汰されていくが、振り返った時にはもう自身の人生を構築し直せるほどのパワフルさは持ち合わせていない。

EXILEや三代目なんとか~の集団的マスターベーションで、表面的な正義を振りかざすだけの単なる映像集である。

 


この度はコンテンツをご覧いただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。

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OMOTE TO URAは共存しているロックとファッション、それらの要素を再解釈、再構築し、商品を展開していく新しい形のお店。ロックバンドのアルバム名を月ごとの販売コンセプトにし、商品展開を行う。

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5 Comments

    1. コメントありがとうございます。
      「カメラを止めるな!」は、確かにつまらないですね。
      「凄い!!」で終わってしまう映画でした。

    1. どざえもん 様
      コメントありがとうございます。私は権威ある評論家ではありませんし、観る映画はほぼ邦画のみです。どざえもん様が、映画にお詳しい方であれば洋/邦問わずに様々なコンセプチュアル作品をお勧めします。お詳しくないのであれば、邦画においては北野武、園子温(初期~中期)、中島哲也などをお勧めします。

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